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依存恋愛2章 「頼むから〜」アップしました。
そして、2章終了です。

一話のボリュームとしては、今までの中で一番長かったかと。。。
話数的には、1章より少なかったんですが、全体のボリュームは、1章の1.5倍くらいあります。

こんな長くなってしまったお話にお付き合いいただいて、本当にありがとうございます。
でもって、依存恋愛は、まだまだ、続きます。(苦笑)



5です。

1章でシキが、自らの過去に決別したように、2章では、アキラが自分の過去にけじめをつける、そしてここから本当に淫靡たんへの道が始まる、そんな話を書きたかったんです。

シキとアキラが二人でいれば、それは二人にとって完成された世界だったはずなんです。
たとえ、「好き」とか「大切」とか「愛してる」とか、そんな言葉を言えなくても、もしくは、感情として明確に意識できなくても、もやぁぁんとした温かい想いを相手に抱き、それでお互い向き合えれば、それはそれで幸せだったはず。

でも、高みを目指すことにしたシキは、二人だけの世界(物理的に)からアキラを連れ出してしまった。
自分の血に対する恐怖とか、鬼みたいになっちゃったシキを見た恐怖とかでアキラの心は壊れそうになってるのに、そこにシキにだけ向き合っていればよかったアキラは、色んなことを考えないといけなくなって。
心のよりどころ(本人にその意識はなかったとしても)のシキにも会えなくなって、不安で。

不安定になっているところに、自分の血と、雨の音と、豹変した男の態度が引き金になって、忘れかけていた過去を思い出したんだと思います。


それほど人間関係に固執していなかったアキラが、トシマに来て、ようやく他人を大切に思う気持ちに気付けたのは、ケイスケのことがあったからで。
ケイスケに、伝わらなくても、きちんと思いを伝えなきゃいけない、って思えたほど、アキラにとってやっぱりケイスケは大切な存在だったんだと思います。
ケイスケルート以外では、かけがえのない友人として。


これから、アキラが淫靡への道、歪んだ愛への道を歩くにしても、やっぱり、ケイスケのことは、きちんとけじめをつけて欲しいなと思ったんです。
乗り越えて欲しかった、というか…。
アキラに、人としての大切な感情を抱かせてくれたのは、やっぱりケイスケがきっかけだから。
ケイスケのことは、友として心の中におきながら、でも、淫靡たんになるにしても、自らの心でシキティの側に居ることを選んで欲しいと思ったんです。

で、そんな私のわがままな妄想で、こんな5話になりました。


「頼むから〜」最後までお付き合いいただいて、ありがとうございました。


次章、「シキの熱が〜」から、本当の真正淫靡たんへのアキラの道のりが始まっていきます。
(…多分。…きっと、そんな感じに…なる、はず…です。苦笑)

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